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この短編集も粒ぞろいの傑作集ですが、ちょいとグロ気持ち悪い映像が多いので、誰かれかまわずオススメ!というDVDではないですな。 (シュヴァンクマイエル映画はぐちゃぐちゃが無いのを探すのがムツカシイかも?) 一つ目の『フード』は朝昼晩、全て面白いです! ストーリーも他の作品よりわかりやすいように感じました。オチもきっちりあるし。 『プラハからのものがたり』はシュヴァンクマイエルの貴重なインタビューや制作現場も見られてお得感と満足感のある内容なんですけど、途中にブタさんの屠殺シーンが出てくるので、苦手な方にはキビシイかも?? 『石のゲーム』は“ぐちゃぐちゃにちゃにちゃ”した映像が出てこないので見やすいかな? 大小色とりどりの様々な石が人の形になったり顔になったり。シンプルなのに賑やかで可愛くて楽しい。 “石のゲーム”というか“石のダンス”を思わせる映画です。 『ワイズマンとのピクニック』はシュールな世界観なのに牧歌的。まさにピクニックという暖かい雰囲気の映像なんですけど、オチがブラック。 十何年か前のCMみたいだと感じる人が多そうだなーと思いましたが、CMを創っているクリエーターがシュヴァンクマイエルの映像世界に影響を受けているんじゃないかな?と思います。 『スターリン主義の死』はチェコの歴史を少しでも予習してから観るんだったと後悔しています。 (『プラハからのものがたり』のインタビューで、この映画を作ったいきさつについてこたえてくれています) ヤン・シュヴァンクマイエル 短篇集〔ヤン・シュヴァンクマイエル|Jan Svankmajer〕 チェコのアート・アニメーションの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルの傑作短偏集。 8作品の短編の他、インタビューやドキュメンタリー映像も収録。 ◇内容紹介 『フード』(1992年/カラー/17分) ●食事をめぐるエロティックでシュールな欲望のありさまを朝昼晩の三部作で描く。 『石のゲーム』(1965年/カラー/9分) ●時計の蛇口から刻々と生まれる二つの石の不思議なゲーム。 『ワイズマンとのピクニック』(1968年/カラー/11分) ●人間抜きのピクニック。洋服はフルーツを頬張り、チェス盤はゲームに興じる。 『肉片の恋』(1989年/カラー/1分) ●愛し合う二つの肉片。ロマンチックにダンスを踊り、小麦粉にまみれて抱き合う。 『フローラ』(1989年/カラー/30秒) ●ベッドに縛られた人間。身体は野菜で出来ている。次第に野菜がいたみはじめ、蛆虫が這う。 『アナザー・カインド・オブ・ラブ』(1988年/カラー/3分) ●ヒュー・コーンウェルのミュージッククリップ。 『スターリン主義の死』(1990年/カラー/10分) ●粘土のスターリンの顔が切り裂かれ、中から新たな政治家が出てくる皮肉たっぷりな風刺劇。 『プラハからのものがたり』(1994年/26分/カラー) 監督:ジェイムス・マーシュ/出演:ヤン・シュヴァンクマイエル ●シュヴァンクマイエルの妄想世界のルーツを自ら解きあかすインタビュー映像。
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