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一作目の『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』はデビュー作とは思えない程の完成度の高さに驚愕。 不気味で恐いけど笑える作品でした。 『オトラントの城』はベタなオチでしたが、シュヴァンクマイエルならではの不気味さと黒いユーモアが感じられる作品だと思いました。 一番楽しかったのは表題作の『ジャバウォッキー』。 お洒落で可愛くて楽しいし面白い。三十年以上も前の作品とは思えない。 この短編に影響を受けたようなコマーシャル映像が数多くあるのも納得。 ヤン・シュヴァンクマイエル 「ジャバウォッキー」その他の短編〔Jan Svankmajer〕 チェコのアート・アニメーションの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルの傑作短篇集。全6作品収録。 ◇内容紹介 『シュヴァルツェヴァルト氏とエドガル氏の最後のトリック』〔1964年/カラー/11分43秒〕 ●仮面をつけた二人の紳士が舞台上に現れ、不思議な手品を披露し合う。舞台演出の経験を生かしたシュヴァンクマイエルのデビュー作。 『J.S.バッハ-G線上の幻想』〔1965年/モノクロ/9分49秒〕 ●バッハの曲の演奏に合わせ、ひび割れた壁や風にさらされた窓、錆びた鉄枠などが映る。脚本を使わず即興的に撮影した作品。 『家での静かな一週間』〔1969年/モノクロ/20分14秒〕 ●人目を避けて一軒の家にやってきた男。ドアに穴を開け、部屋を覗くと、ありふれた物が独自の論理で動く、超現実的な世界がそこにはあった。 『庭園』〔1968年/モノクロ/16分50秒〕 ●久しぶりに会った友人の家に招かれる男。家の周りを人々が、まるで生け垣のように互いに手を繋いで取り囲んでいる。何気ない会話が社会主義体制への暗示として意味ありげに響く。 『オトラントの城』〔1973〜1979年/カラー/17分57秒〕 ●幻想小説『オトラント城綺譚』の舞台が、実は東ボヘミアに実在する城だという仮説を、現地で学者が解説するテレビ番組という趣向。古文書の挿し絵が切り絵として動き、学者の解説と皮肉な対照をなす。 『ジャバウォッキー』〔1971年/カラー/13分52秒〕 ●ジャバウォッキーは、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』に登場する怪物。ジャバウォッキーの詩が朗読され、子供部屋のおもちゃが動き始める。
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