フランス宮廷には公認の側室「公式愛妾」制度があった。歴代の国王の傍らには王妃より実質的権勢を誇る愛妾が、美貌と権謀術数で国を牛耳る姿が見られた。 黒魔術や媚薬で若さを保つ、37歳でも18歳の王子の愛妾になる、ライバルをいじめ抜き毒殺するなど、国王の心を射止め、その座を守りぬくため彼女たちはなりふりかまわず闘う。愛を失えば命が危い。 フランスの国王は“愛妾”をおくのが大昔かた当たり前の事かと思っていたら、アニエス・ソレルという女性がフランス初の「公式愛妾」だったことを初めて知りました。 ベルばらでも有名なデュ・バリー夫人のその後を知りたくて購入したのですが、期待以上におもしろかったです。 肖像画や家系図、地図や年表なども表記されているのでわかりやすくて親切な作りの本だと思います。 無駄に高尚ぶってなくて読みやすいし。 ただ、自分がオバカなせいなのか、ルイとかシャルルとか同じ名前がやたらと出てきて『何世のルイ?』『何世のシャルル?』と何回も迷ってしまいました。 でも、面白い。 デュ・バリー夫人はベルばらで描かれている程、“イヤなオンナ”じゃなかったのが意外でした。 ルイ十五世崩御の後、因縁のマリー・アントワネットと同じ牢獄に入れられて、同じ墓地に葬られたそうです。 これを“ただの偶然”と片づけてしまっていいものか?と思う程の出来事ですよね。 やはり歴史に選ばれた人間には劇的な運命が用意されているものなのでしょうか。 国王を虜にした女たち―フランス宮廷大奥史 (講談社+α文庫) 【目次】 第1章 「女のひと言」で百年戦争を勝利に導いた―フランス王国初の「公式愛妾」アニエス・ソレル 第2章 愛のルネサンス!?十九歳の年齢差を超える大人の魅力―アンリ二世を虜にしたディアンヌ・ド・ポワティエ 第3章 黒ミサ、媚薬…太陽王ルイ一四世の愛を得るために―悪魔に身を捧げたモンテスパン夫人 第4章 愛妾引退後も堂々と国政に参加したロココの女王―知性と教養で国王を操ったポンパドゥール夫人 第5章 高級売春婦からのし上がったフランス最後の公式愛妾―マリー・アントワネットの強敵、デュ・バリー夫人
|
| << 前記事(2008/07/06) | トップへ | 後記事(2008/07/08)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/07/06) | トップへ | 後記事(2008/07/08)>> |