|
高橋留美子が「ビッグコミックオリジナル」に年1作のペースで発表している短編シリーズ。第一弾。 この方はホント、ストーリーテラーですね。どの話も面白い。 どの話のオチも“ええ話やぁ〜〜〜”で終わってくれて心が暖まります。 絵柄も目が大きすぎなくて子供っぽくない時期の絵なので安心して読めるし。 (「鉢の中」は途中すっごいドキドキさせられた。だってホラー小説っぽい展開だったンだもん) 特に好きなのは「浪漫の商人」かな。結婚式場と結婚にまつわる話。 ちょっと「めぞん一刻」の雰囲気が感じられましたね。 三代続いている古〜〜い結婚式場・浪漫会館はもう何年も赤字続きで、近々閉館する予定。そのポンコツ会館の会長の縁さんはバツイチで、その彼女を支えるスタッフさん達が一刻館の人々みたいで、普段はちゃらんぽらんなんだけど、頼りになってくれる存在なんですよ。 泣けるし笑えるし、ええ話です。 表題作の「Pの悲劇」は、一番良くできているお話でおもしろかったです。 ペット禁止!の公団住宅というパブリックな場所に住む羽賀家に突然ペンギンがやってきた。商談相手の飼っているペンギンのピットくん。 羽賀夫人は旦那さんに文句を言いつつもピットくんの愛くるしさに心を奪われ、子供達も夢中になる。しかし、厳しい隣人の目をかいくぐっていかなければならないストレスフルな状態でもある…。 “動物好きは善人で、動物嫌いは悪人ですか” の台詞に、なんか、色々と考えさせれましたね。 他にも言い換えができるんですよ。“子供好きは善人で、子供嫌いは悪人ですか”とかね。 説明ぽくないし説教臭くないのに色々なメッセージがつまっています。 Pの悲劇―高橋留美子傑作集(BIG COMICS SPECIAL) 第1話/Pの悲劇 第2話/浪漫の商人 第3話/ポイの家 第4話/鉢の中 第5話/百年の恋 第6話/Lサイズの幸福 |
| << 前記事(2008/09/07) | トップへ | 後記事(2008/09/08)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/09/07) | トップへ | 後記事(2008/09/08)>> |