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zoom RSS 珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE〔都築響一〕

<<   作成日時 : 2010/02/15 23:05   >>

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画像骸骨寺で骨の匂いを嗅ぎ、中世の監獄で使用された拷問道具におののく。皇帝が溺愛した瓶詰めの奇形児にデカダンスの極みを、アマチュア剥製師の怪作に情熱 の深さを垣間見る。あけっぴろげなセックス・ミュージアムに呆れ、アウトサイダーアートのアトリエでそのエネルギーと毒気に圧倒される…取材10年、ヨー ロッパ的なるものを求め、珍名所99箇所を踏破した巡礼の記録。


文庫本の方を買いました。
ホントは大きい方が写真も見応えあるだろうし文章も読みやすいと思うのですが、ちょっとお高めなので…
表紙の写真はフランスの「ミュゼ・ランソリット」の展示作品。
美しい臀部と見事な脚線に見とれてしまいます。


いやはや、まぁ凄い写真のオンパレードでした。
拷問やら暴力やら奇形やら病気やらエロの洪水。

ベタだけど、「マダム・タッソー館」の蝋人形はホント迫力ありますね。
蝋人形=「マダム・タッソー」となっているのが納得です。
本文にも書かれていますが、有名になり、そこに人が集まるのは、やはり魅力があるからなのですよね。
もう10年以上前にラスベガスの「マダム・タッソー」の別館に行ったことがありまして、そこは写真撮り放題でした。
やはりアメリカを代表する有名人が勢揃いしていました。
今、写真を見返してみたら、ジェームス・ブラウンが熱唱している人形を撮ってたわ。


まぁ、最初は好奇心でワクワクしながら読んでいたんですけど、さすがに「第6室 病理」の写真は自分には気持ち悪過ぎて“うぇぇ〜〜っ”となりました。

拷問にしても、まぁ、よくこれだけ残酷な事が考えつくなぁ…と思いました。
世の中って想像以上ね。
人間が人間相手によくもここ迄酷い事をするものだと思いましたが、そういう事でしか自国や法律を守れない時代が長かったのでしょう。

なんだろう、でも日本の秘宝館みたいなものよりジメジメした湿っぽさを感じないのは国民性の違いか宗教観の違いなのかしら?
(あ、日本ならではの湿っぽい暗さも好きです)
なんか、どれもサバサバしている感じなんですよね。
学問の資料として、歴史的価値があるからこそ展示、保管されているものもあるのですが、そこに説教臭さを感じないの。
歴史の過去にあった事実と現実を正確に伝えたいだけなのかもしれませんね。

この本を読んでいると、“いつか行きたいなぁ…”とぼんやり夢想している土地に、すっごく行きたくなりますね。
(簡単に言うと、海外へ行きたい!って気持ちになります)

「第7室 アウトサイダー」(比較的、安心して読める章)に出ている「シュヴァルの理想宮」「ボマルツォの怪物庭園」
「第11室 カタコンベ」の「クトナーホラ」
この三つは、死ぬ前に絶対!行きたい! 
いや、行きます!(頑張って働く!貯金する!)


久々にプロパーで買って良かったと思えた本なので、近いうちに珍日本紀行も買います。


珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE〔都築響一〕
【目次】
第1室 蝋人形
第2室 超古代
第3室 信仰
第4室 性愛
第5室 暴力
第6室 病理
第7室 アウトサイダー
第8室 蒐集
第9室 人文・社会科学
第10室 観光
第11室 カタコンベ

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