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zoom RSS 犯罪者の自伝を読む―ピエール・リヴィエールから永山則夫まで

<<   作成日時 : 2010/11/24 23:04   >>

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画像尊属殺人事件、無差別連続殺人事件、人肉食事件……世を騒がせ、人々を震撼させる凶悪犯罪。
犯行の異常性ばかりを喧伝するメディアの陰で、見えにくくされたものとは何か。
自伝分析から、犯罪者を線引きし創り出してきた社会の「負のメカニズム」の輪郭を描き出す。
狂信者から性倒錯者、精神障害者まで―犯罪者とは、だれなのか?


犯罪者の自伝の紹介本と思いこんで、タイトル買いした自分がアホでした。
(ズルいタイトルだよな〜)
自伝全文とまではいかなくても、自伝の内容をコンパクトにを紹介してくれているのかと信じて読み進めていましたが、ほんの一部しか載せてありませんでした。


“世を震撼させる凶悪犯罪。事件の異常性を喧伝する報道の陰で、不可視にされてきたものとは何か。自伝分析から、犯罪者を線引きし創り出してきた社会の負の循環が浮彫りになる。”

のだそうです。
上記のことに興味のある方は一度読んでみてもいいかと思います。


犯罪者の自伝を読む―ピエール・リヴィエールから永山則夫まで【小倉孝誠】
【目次】
序章 自己を語る犯罪者たち
殺人事件と報道/自己を語る殺人者/なぜひとは自己を語るのか
不遜な身振り/フランスの犯罪者たち

第一章 七月王政期の罪と罰――ピエール・リヴィエール
ヴィドックの『回想録』/七月王政期の犯罪と文学――バルザックとユゴー
ピエール・リヴィエールの犯罪/手記の構成/不滅性と栄光への意志
弁明から悔悛へ/リヴィエールの知的世界/精神医学と法曹界の反応
精神医学の地位の変遷/政治的な背景

第二章 ダンディズムと叛逆――ピエール=フランソワ・ラスネール
ラスネールとは誰か/犯罪者のレトリック/ラスネールの少年時代
「社会の災厄になる」/変装という装置
洗練された犯罪者というスキャンダル/ラスネール最期の日々
叛逆の詩人ラスネール/暗いペシミズム/犯罪詩人に魅せられた人々
ラスネールと二十世紀――ブルトン、カミュ/根強い神話性

第三章 悪魔か殉教者か――マリー・ラファルジュ
冤罪の悲劇/ラファルジュ事件/若きパリ女の肖像/田園の憂鬱
シャルルの死/若妻の悲劇/十九世紀の結婚/マリーとシャルル
地方生活の情景/裁判の争点/マリーの死

第四章 犯罪人類学のまなざし――アンリ・ヴィダルとリヨンの犯罪者
ロンブローゾの『犯罪者論』/犯罪人類学の射程
犯罪者の手記への関心/トリノの犯罪者たち
ラカサーニュとリヨン学派/『犯罪人類学雑誌』の価値
作者たちのプロフィール/リヨンの犯罪者たちはなぜ自伝を書いたか
形式上の特徴/犯罪と聖性/アンリ・ヴィダルの告白
挫折と失望の人生/手記の読者たち/犯罪と物語

第五章 主体なき殺人――ルイ・アルチュセール
錯乱した哲学者/事件の経緯/『事件』と『未来は長く続く』
架空の法廷に立つ/露呈と隠蔽/精神分析の誘惑
未来への希望/謎めいた最終章

第六章 犯罪者はいかにして実存と出会うか――永山則夫
永山則夫をめぐる問いかけ/佐川一政の『霧の中』
永山則夫の第二の誕生/『無知の涙』と詩の誘惑
キケ人ヤ/実存の発見

あとがき/図版出典/参考文献

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