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zoom RSS 無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2

<<   作成日時 : 2010/11/09 21:56   >>

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画像「狂い」の本質に肉薄する
爆笑不謹慎放談まさかの第2弾!
なぜ、人は狂うのか? 異能の精神科医と小説界の鬼才が、さまざまな有名事件や巷の怪事件をネタに、狂気の種を抉り出す対話編その2。
暴走度、不謹慎度、アンリミテッド!


読み終わると寂しさを感じる面白さなのですが、個人的には第1弾の方が好きかな〜。
うーん。面白いのに何でかな?
お二方の語り口に慣れたから?
前回のような“携帯電話は心の駆け込み寺”のような名言がなかったから?

いや、それだけじゃないな。
タイトルにある“無力感”が自分にとって身近な感覚だから、おもしろさよりキツさの方がきてたのかもしれないです。
“負け癖がつくと成功した時の先を想像しずらい”とか“ああ、やっぱり”って思う方が楽だとか、不満だけ愚痴りながら現状を変えようとしないとか、もう前回以上に現実的で耳の痛い話が多かったです。

それでも読み始めると止まらない。
笑ったり頷いたり納得したりイライラしたりと感じる事考える事は色々ありました。

第1章に出てきた“妖怪ケツだけ親父”の話に爆笑(笑っては失礼なんですが)し、第2章の“催眠術とウソ発見器”の話で目からウロコが落ち、第3章の“女性犯罪者とプロファイリング”でまた目からウロコ、第4章では春日先生の“正論は地獄の一里塚”という言葉に深く納得し、この後に続く平山氏の“正論を振り回すといのは不幸の始まり”にも共感し、第5章では出てくる事例の数々に激しくイラつきました。
平山氏の母上の話とか僕ちゃん帝国の話とかね。
(人間って年とると頑固になるのはしょうがないけど、図々しくもなるんだなって、ムカつきながら悲しくなってきました)
第5章、おもしろいけど、読んでいて一番キツかったかも。でも必要悪というか、狂わない為にこういうキツさを感じないとイカンのでしょうな。

このようにキツくて汚い本音や良識ある大人が教えない現実をガンガン語ってくれる本は必要だと思うので、この調子で続けて第3弾も出してほしいですね。


無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2〔春日武彦/著 平山夢明/著〕
【目次】
第1章 無力感が人を狂わせる(狂気の世に思うこと、再び 平山夢明的怪事件 ほか)
第2章 犬吠え主義者たちの饗宴(泣くことについて、再び 品のない狂気と大吠え主義 ほか)
第3章 鬱と暴力と死体(遊園地で鬱は治らない ローマ字ニュアンスで“UTSU” ほか)
第4章 正論という狂気(嫌な話が読みたい! ひどい物語の宝庫「南部文学」 ほか)
第5章 ゲスさが足りない!(幼年期は愚行すべき! 幼児期に経験する「殺し」は重要 ほか)

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