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zoom RSS 一日江戸人〔杉浦日向子〕

<<   作成日時 : 2011/06/19 16:44   >>

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画像これ一冊で「江戸人免許皆伝」! もう、いつ江戸に行っても大丈夫。

現代の江戸人・杉浦日向子による、実用的かつ、まことに奥の深い江戸案内書。
江戸美人の基準、三大モテ男の職業、衣食住など、江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる。
さらには「殿さま暮らし」は楽かの考察(「将軍の一日」)、大奥の仕組み(「ザ・大 奥」)、春画の味わい方(「春画考」)まで。
著者の自筆イラストもふんだんに盛り込まれ、居ながらにして気分はもう江戸人だ。


江戸時代の「江戸」なら行きたい!と思わせる本です。
(同時代の大都市「江戸」以外の土地は、正直行きたくないです)
江戸時代の「江戸」はノビノビしてて大らかでねぇ…。
今の時代の方が便利で楽しいと思うのに、なんで江戸時代の「江戸」を羨ましいと思ってしまうのか。
これって現実逃避よね。

江戸時代の「江戸」の風俗・風習・生活がわかる内容で、どこから読んでも面白いですが、特にイイのが「江戸の色男」「美女列伝」「将軍の一日」。
「美女列伝」は錦絵で江戸の美女の変遷を追っていて、時代によって受ける(モテる)美人のタイプは変わりますが、案の定、どの美女にもベースに女らしさと色気があるんですよね。
はぁ…。
「江戸の色男」も、与力、火消し、相撲取りと紹介していますが、基本は仕事ができて面構えも性格も良くてサバサバしている人望がある男性が“男の中の男”として評価されていたようです。

どれもこれも現代日本とそう変わらないですな。
時代が変わっても異性への感じ方や考え、好みは変わらないモンなんですね。

「将軍の一日」は、タイトル通り将軍様の1日のスケジュールを追っていますが、これはもう、ただただ大変そうです。
立場上、仕方が無いのですが、公私共に他人が始終いるって、どんなモノかと思います。
しかも、食事も冷えたのしか食べられないし、前夜何時に寝ても起床時間が同じって。
きつー。

おっと。これも忘れちゃいかん。
将軍に限らず、殿様が食事中に御飯をこぼしたら、必ず本人が拾って食べたそうです。
これは農民の米作りの苦労を忘れないようにと、幼児から教育されているためなのだとか。
(神君家康からの踏襲でもあるようです)

ここで思い出したのが『十三人の刺客』の松平左兵衛督斉韶。
映画のワンシーンに“殿の犬食いシーン”がありますが、これ、とんでもなく罰当たりなことしてるんですよね。
(すっごい好きなシーンですが)
お膳の上に汁物ぶちまけてかき混ぜてグチャグチャにして食うなんて、例え完食してもあんな風に食事を扱うなんて、エライ罰当たりですよな。
しかし、三池監督は、上記の事を知った上で“犬食いシーン”を撮ったのだろうか。
だとしたら、更に凄いわぁ…。


一日江戸人〔杉浦日向子〕
【目次】
第1章 入門編(大道芸 生涯アルバイター ほか)
第2章 初級編(長屋の生活 浮世風呂 ほか)
第3章 中級編(江戸見物(硬派編) 江戸見物(軟派編) ほか)
第4章 上級編(How to 旅 春画考 ほか)

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