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zoom RSS 不完全犯罪ファイル2―最新科学捜査が挑んだ88の殺人・凶悪事件

<<   作成日時 : 2012/05/18 23:37   >>

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画像人間は2千年以上にわたって科学知識によって犯罪を解決しようと努力してきた。
法人類学、放火、検死、弾道学、血痕分析など、殺人事件の捜査を主に取り上げ、法医学によって驚くべき解決を見た典型的な事件を紹介。



これもまた興味深く読めましたが、この2も索引が使いにくい…というか読みにくいです。(あくまでも個人的な感想によるものです)
あと、法医学と事件紹介の合間に、著名な法医学者の名前を紹介が入るのも、かえってわかりにくいように思えました。
学者の紹介をしてくれるなら、最後の方にまとめるなど項目をわけてほしいと思いました。
本の体裁にはアレコレと不満はありますが、内容は充実していますし、おもしろい本である事は間違いナシです。


印象に残った有名事件と人物を抜粋。
◆ジョン・ヘイ事件
(ジョン・ジョージ・ヘイ 別名:「ロンドンのヴァンパイア」「20世紀のヴァンパイア」「酸の殺人鬼」)
裁判は二日もかからずに終了し、殺人で有罪となり後に絞首刑に処された。

◆シオドア・カジンスキー事件
(セオドア・ジョン・カジンスキー アメリカの数学者、犯罪者。別名「テッド・カジンスキー」「ユナボマー」)
FBIによる捜査では史上最長となった事件。

◆シリル・ウェクト(Cyril Wecht)
元検死官でアメリカ随一の犯罪科学の病理学者。
(著作「不審死体―検屍官シリル・ウェクトの犯罪ファイル」など)

◆ウジェーヌ・フランソワ・ヴィドック(Eugène François Vidocq、1775.07.23 - 1857.05.11)
フランスの犯罪者で後にパリ警察の密偵となる。
世界最初の私立探偵事務所を作った人物。
ヴィクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』のジャン・ヴァルジャンとジャヴェールも彼から着想されたといわれる。
(映画『ヴィドック』2001年制作 ジェラール・ドパルデュー主演)



不完全犯罪ファイル2―最新科学捜査が挑んだ88の殺人・凶悪事件
血痕、脳指紋、DNA鑑定、法昆虫学、復顔、毛髪と繊維、プロファイリング、死後経過時間、声紋……。
科学捜査、法医学の進歩によって驚くべき解決を見た、世界4大陸で現実に起きた88の殺人事件・凶悪事件のファイル。
まさに事実は小説よりも奇なりの傑作。
【目次】
◆謝辞
◆序文

ジョン・アラン事件
ロウエル・エイモス事件
◆法人類学
トロイ・アームストロング事件
◆放火
フランク・アトウッド事件
◆検死
ロイ・ベック・ジュニア事件
◆弾道学
イポリットとリディ・ド・ボカルメ事件
ブース・ディリンジャー事件
◆脳指紋
アール・ブラムブレット事件
グレゴリー・ブラウンとダーリーン・バックナー事件
エドウィン・ブッシュ事件
ブライアン・カルザコルト事件
◆検視官

◆法医学の歩み
◆索引

情報たっぷりの本書を、犯罪捜査に興味があるすべての方にお薦めする。
自分でミステリーを書いてみたい、と思っている方にも。
ただし、本書の面白さを超えるのはきびしい目標になりそう。
<有栖川有栖>

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