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zoom RSS お菓子の髑髏―ブラッドベリ初期ミステリ短篇集〔レイ・ブラッドベリ〕

<<   作成日時 : 2017/06/11 10:08   >>

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画像失踪した友人を探してメキシコにやってきた、アメリカ人作家ロビー。伝統の祝祭「死者の日」の朝、目覚めたロビーの目に飛び込んできたのは、何者かが置いていった砂糖菓子の髑髏だった。やがて友人の死骸が地下墓地で発見され、彼の身にも危険が―。
若き日のブラッドベリが探偵小説誌に発表した作品から選ばれた15篇。ブラッドベリらしい幻想味と怪奇にあふれた、ひねりのある殺人劇。


かなり前に購入した短編集ですが、「用心深い男の死」以外は、内容をスッカリ忘れていたので、久々に再読しました。
(もしかしたら、途中で読むのを止めてたかも?)

どの短編もおもしろいですが、中でも「用心深い男の死」が良かったです。
内容を忘れなかっただけあって、自分にはインパクトが強かったです。
血友病の主人公「きみ」が“出血する罠”に次々とかかりますが、血を止める薬を飲んでいるので、自信満々に生活しています。
そんな主人公が最後は最悪の“出血する罠”にかかりますが、負けん気の強い主人公「きみ」のやせ我慢を見ていると、何とかなりそうな、妙な希望がわいてくる不思議な感覚になりました。


ほかには、「屍体カーニバル」、「生ける葬儀」、「ぼくはそれほどばかじゃない」、「トランク・レディ」が良かったです。
特に好みなのは、「屍体カーニバル」と「生ける葬儀」。
「屍体カーニバル」は主人公がサーカスにいるシャム双生児で、その双子の片割れと恋をするのがブランコ乗りの美女なものですから、もうハナから「江戸川乱歩」な雰囲気が、自分にはストライクでした。
「生ける葬儀」は、星新一のショートショートにも出てきそうな短編でした。
(星新一先生はブラッドベリを敬愛されていたから、ブラッドベリの作風に星先生が影響受けているのでしょう。って、この話は今さらですな)

あまり細かく書くとネタバレになるので、このくらいで終わりにします。
てか、タイトルでもうネタバレしてるのあるな〜。
「生ける葬儀」なんて、オチがモロわかりでしたし。
でも、面白かったです。



お菓子の髑髏―ブラッドベリ初期ミステリ短篇集〔レイ・ブラッドベリ〕
【目次】
幼い刺客
用心深い男の死
わが怒りの炎
悪党の処理引き受けます
悪党どもは地獄へ行け
長い夜
屍体カーニバル
地獄の三十分
はるかな家路
生ける葬儀
ぼくはそれほどばかじゃない
トランク・レディ
銀幕の女王の死
死者は甦らず
お菓子の髑髏

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