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zoom RSS 鬼の棲む舘〔1969〕

<<   作成日時 : 2017/08/11 15:56   >>

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南北朝の戦乱時代。村で普通に暮らしていた男、太郎は、白拍子の愛染に心を奪われて妻を捨てて遁走し、山奥の無人寺に住みついて盗賊と化していた。
そこに太郎を連れ戻そうとする彼の妻、楓がやってきて3人は同居するようになる。
そんなある日、高野山の上人が寺を訪れるが、彼は出家する前に愛染と関係があった………。



久々に観ましたが、やはり何度観ても凄いと思うのは、新珠三千代氏演じる愛染の存在でしょう。
クレジットのトップは勝新さんですが、物語の中心には常に愛染が存在しているし、彼女が話を引っ張っているので、事実上主人公は愛染だと思います。

ネタバレになりますが、愛染が上人を籠絡した後、全裸で髪を振り乱し哄笑する姿に戦慄させられます。
しかし、震えが来るほど、怖くて美しい姿に痺れます。

“女”であることを芯から楽しんでいる愛染。
新珠氏の演技力と表現力のおかげか、嫌味な下品さはなく、観ているこちらに“潔さ”すら感じさせます。
あの愛染には、神も仏も敵わないと納得。

初めて観た時は、あの愛染がすごく羨ましく感じ、
“女と生まれたからには、あのぐらいやってみたいモンだ”
と罰当たりな考えをいだいたものでした。

いや、それは、ともかくとして、すごく見応えのある映画です。
谷崎潤一郎原作だからか、俳優陣も豪華だからか、内容も濃くて深いので、76分間とは思えない充実感が味わえます。
(かえって、90分切ってるからこそ、最後まで良い緊張感が持続できたのかも)



下の画像は、ポーランド版の映画ポスターのようです。
作品の凄まじさが伝わってくる良いデザインだと思います。
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