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zoom RSS No Man's Land〔2001〕

<<   作成日時 : 2018/04/01 16:44   >>

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1993年、ボスニア紛争の真っ只中。
ボスニア軍とセルビア軍の中間地点の塹壕“No Man's Land(無人地帯)”に取り残された両軍の兵士三名。
ボスニア軍の一人は気絶しているだけなのに死体と間違われ、体の下にセルビア軍のベテラン兵士に地雷を置かれ動くことができなくなる。
その地雷は体が動いた途端、半径45m以内を吹き飛ばせる強力な爆弾で、仕掛けた兵士はボスニア軍兵士に射殺され、残ったセルビア軍兵士は地雷に関する知識は皆無。
ボスニア軍とセルビア軍の兵士は塹壕の中で互いに罵り合いながらも、地雷を撤去するため一時的に協力することになるのだが…。




『No Man's Land』の日本公開当時は渋谷あたりの単館上映だったと思いますが、口コミでも評判が広がりロングランになっていたと記憶しております。

久々に観ましたが、やはりすごい映画ですね。


映画の最後の方で、アメリカのジャーナリストが「何も無い、ただの塹壕よ」と言い残し、“No Man's Land(無人地帯)”から取材クルーと去って行きます。

その通り“No Man's Land”だから、ハナから人間などいないのです。
人間などいないから、国連も救助なんてしないし取材価値無しと判断したメディアの連中もとっとと引き上げてしまいます。
そして誰もいなくなった。
正に“No Man's Land(無人地帯)”。

“No Man's Land(無人地帯)”は映画の舞台となっている場所を表すために使われているのかと思いきや、それだけではないと思いました。
もう、どうしようもないラストを観て、タイトルを『No Man's Land』とした意味がわかりました。
戦争を傍観している連中が自分らの都合だけで、塹壕を“『No Man's Land”だと言い張っているだけの事も指しているのだと。

と、自分が勝手に解釈しただけですが、そう解釈した途端、この映画がますます恐くなりました。
恐怖すると同時に、戦争の不毛さと馬鹿馬鹿しさもイヤになるほど伝わってきました。

しかし、後味は悪いのですが、観て良かったと思える良作ですので、未見の方には是非観て欲しい映画です。

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