あのころの未来―星新一の預言〔最相葉月〕

画像未来社会のテクノロジー、夢のマシン……星作品を読み解いて考える、科学の進歩と人間の未来。

ネット社会、クローン技術、臓器移植、生殖医療…現実に進行しているテクノロジーの諸問題。星新一のショートショートには、それらを予言するようなことが描き出されていた。ユートピアか、それとも悪夢なのか―。ひとと科学の関係を問い続ける著者が、星新一作品を読み解き、立ち止まって考える、科学と僕らのこれから。
星新一の思想を知り人類の未来への想いを伝えるエッセイ。


タイトルが『あのころの未来』ですし、期待して読んでみたのですが、著者の文体は相性が悪いのか、殆どの内容が暗~~くて、読み進めるのがしんどかったです。
(著者はクールと陰気を間違っているのでは?とまで思ったし。この方、着眼点はいいし筆力もある方なのでしょうが、どうも合わないわ)
文庫の対談で星夫人が、「この本は、星の小説を元に最相さんが考えたり感じたことを綴ったもの」とおっしゃっていて、“あ、そーですよね”と、思いました。
星ファンとしては、星作品をもっと掘り下げたものを期待していたので、少々物足りなかったです。


あのころの未来―星新一の預言〔最相葉月〕
【目次】
神殿入りを希望します
脳のなかの私
いっそ涙の雨よ降れ
~星新一著『合法』~
宙ぶらりんの
三つのお願い
パスワードを入力してください
犬のことば猫のことば
症状命名愛好症
クリスマス・プレゼント
〔ほか〕

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