狼たちの午後【原題:Dog Day Afternoon】〔1975〕

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1972年8月にブルックリンのチェイスマンハッタン銀行でおきた実際の事件を題材にしている映画。

うだるような暑さのブルックリンの午後。楽観的で無計画な二人の男、ソニーとサルが銀行を襲う。
銀行を取り囲む警官隊、熱狂する群衆、騒ぎ立てるマスコミ、そしてピザの配達人までもが、事態を限りなくエスカレートさせていく…。




午前十時の映画祭9にて、鑑賞。
過去にテレビで何回か観たことのある映画でしたが、あまり覚えてなかったせいか、これも初見の気持ちで観ることができました。

無計画で無謀な銀行強盗なのに、あっという間に野次馬連中を熱狂させ、籠城中という最悪な状況にもかかわらず、カリスマとして君臨していたソニーはカッコよくてシビれました。
あれじゃ、人質の銀行員たちも離れがたくなるわな。


原題の「Dog Day」は日本語で「盛夏」を意味する熟語であり、邦題の「狼」とは関連性が無い。
とのことですが、原題より日本語タイトルの『狼たちの午後』がハマっていると思います。

下の画像はアル・パチーノ氏演じるソニーです。
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完璧な映画だと思いますが、あえて言わせてもらうなら、無謀で無計画な銀行強盗役にしてはパチーノ氏はキレ者感あり過ぎなんですよなぁ…。
眼力もあるし。
ただ、それ以上にパチーノ氏の持つカリスマ性も凄まじいモンがありました。
そう振り返ると、やはりソニー役を演じられるのはパチーノ氏だけだったのですね。

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