GRANS/BORDER ボーダー 二つの世界〔2018〕

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北欧発のダークファンタジー。
鋭敏な臭覚を持つティーナは、その特殊な能力を活かし税関職員として務め、密輸などの摘発で成果を出している。ある日、税関を通過しようとする謎多き旅人ヴォーレと関わることになり、その日から静かだった暮らしが大きな変化を迎えることになる…。


ファンタジックなだけでなく不思議なリアリティーがあって、観た後はしばらくボーッとなりました。
(“え?これ、どっかでホントにある話じゃないよね?”と、思わせてくれるフィクションは最高に好きだ)

話の展開はお約束的なトコもありましたが、演技・演出・構成が良かったのでムリ無く受け入れられましたし、最後まで見入ってしまいました。
(日本の漫画みたいだなとも思いましたが、漫画も北欧神話から影響を受けている作品もあるから、逆かな?漫画が後追いか)

特殊メイクも凄かったですが、それ以上に俳優陣の演技も素晴らしかったです。
主演女優の方は、この役のために体重を増やして演じたそうです。

上が主演のお二方の素顔の写真。下がティーナとヴォーレの写真です。
どう見ても別人ですな。
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ここから先は、少しネタバレに繋がります。
鑑賞前は“ティーナとヴォーレはネアンデルタール人の子孫なのかしら?”と思っていたのですが、全く違いました。
(北欧発の映画なんだから、北欧の伝承が入ってくるもんなのに、んもー全然、見当違いなことをイメージしてました。これ以上書くとネタバレになるのでやめときます)
“ヒト(人間)に生きる場所を奪われた”のは、ティーナとヴォーレの種族もネアンデルタール人も同じなのですが、違いました。
ティーナとヴォーレの種族は、ネアンデルタール人よりタフでした。
この映画で伝えたいことはティーナとヴォーレが“何者であるか”だけではないので、そこに重きを置かなくていいのかもしれませんが、人間側の一人として気になったので。


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上記の写真のシーン好きなのです。すごく。
“ティーナは、魂のつがいに出会えたんだね!”って、本気で信じたもんなぁ…。

自分には、予想以上にテーマが深い映画でした。
『JOKER』の鑑賞後より疲れました。
(あ。もちろん、いい意味で)


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