パブリック 図書館の奇跡〔2018〕

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記録的な大寒波の中、シェルターも満員で行き場を無くしたホームレス達。
彼らは顔馴染みの司書を巻き込み公立図書館を占拠し、シェルターになる居場所を求めるため「平和的なデモ」を始めたが、市長立候補者の検察官はそれを事件性のあるものとして選挙活動に利用し、警察まで乗り込んでくるような騒動になっていった。
デモを嗅ぎつけたメディアは暴動になる事を期待して、司書の過去までTVにさらして精神異常者扱いし、デモをセンセーショナルに見えるように取り上げた。



『図書館の奇跡』副題が紛らわしいので、最後は丸くおさまるっぽい話なのかと思わされますが、いい意味で、“奇跡”なんて仰々しいことは起きてなかったです。
もっと地に足のついた内容でした。
原題の『THE PUBLIC』の方が映画の持つテーマが伝わりやすいと思いました。


地味でしたが、なかなか良い映画でした。
ネタバレになりますが、ホームレス達のデモは残念な結果に終わります。
しかし、それでもめげずに“声を上げる”ことの大切さが伝わってきました。
主人公の司書とホームレス達の『I Can See Clearly Now』の大合唱は胸を打つものがありました。

欲を言えば、エンドロールで彼らの歌う『I Can See Clearly Now』を流してほしかったなぁ、と。

(うーん?でも、それだと『クールランニング』になっちゃうのかな?)

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