金箔のコウモリ〔エドワード・ゴーリー/著 柴田元幸/翻訳〕

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2018年の「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」で展示を観て以来、ずっと楽しみにしていた『金箔のコウモリ』。
やっと読みました。
邦訳が出る前は「金メッキのコウモリ」というタイトルでしたが、この題名だと内容のネタバレっぽくなるからやめたんですかね?
(個人的には「金メッキのコウモリ」の方が良かったな〜)

『金箔のコウモリ』はバレエを題材にしたゴーリーの初作品。
案の定、死の影が付き纏う仄暗い展開でしたが、ドガの描く「踊り子」や映画「ブラック・スワン」が好きな方は絶対わかってもらえる物語だと思います。
あと、山岸先生の「舞姫(テレプシコーラ)」読んでて良かったと思いました。
次々と出てくるバレエ用語に躓かず、真っ直ぐ頭に入ってきてスイスイ読めましたから。

柴田先生のあとがきも必読です。


金箔のコウモリ〔2020〕
著名なバレリーナに見出された少女モーディーが、長い修行時代を経て、ヨーロッパに渡り、時代を象徴するバレリーナとなるまでを描く傑作。
バレエマニア・ゴーリーによる光と闇の物語。
意味あるものは芸術だけだ――バレエ好きで有名なゴーリー。
彼にとって20作目の本書こそ、初めてバレエを題材に描いた作品。日本語版刊行20年、著者没後20年という節目の2020年に哀悼の意を込めて、本書を読者へ贈る。

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