テーマ:小説

お菓子の髑髏―ブラッドベリ初期ミステリ短篇集〔レイ・ブラッドベリ〕

失踪した友人を探してメキシコにやってきた、アメリカ人作家ロビー。伝統の祝祭「死者の日」の朝、目覚めたロビーの目に飛び込んできたのは、何者かが置いていった砂糖菓子の髑髏だった。やがて友人の死骸が地下墓地で発見され、彼の身にも危険が―。 若き日のブラッドベリが探偵小説誌に発表した作品から選ばれた15篇。ブラッドベリらしい幻想味と怪奇にあふ…
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蠅の王〔ウィリアム・ゴールディング〕

近未来における大戦のさなか、イギリスから疎開する少年たちの乗っていた飛行機が攻撃をうけ、南太平洋の孤島に不時着した。 大人のいない世界で、彼らは隊長を選び、平和な秩序だった生活を送るが、しだいに、心に巣食う獣性にめざめ、激しい内部対立から殺伐で陰惨な闘争へと駆りたてられてゆく…。 粗筋どおり、大人の監視も庇護も無…
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沈黙〔遠藤周作〕

江戸時代初期のキリシタン弾圧の渦中に置かれたポルトガル人の司祭を通じて、神と信仰の意義を命題に描いた長編小説。 あるキリスト教の学校に伝わるお話。 「沈黙」が発行された当時、時の校長が激しい口調で、 「沈黙にでてくる神はキリスト教の神ではない。生徒に読ませてはいけない」 と遠藤周作のキリスト観を批判したとか。 それ…
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乱歩ワールド大全〔野村宏平〕

キャラクター論、トリック分類、マンネリズムと様式美…乱歩狂(マニア)が全著作を超解剖。 渾身の大乱歩論。 乱歩の全作品を網羅した方にも、これから乱歩作品を読む方にもオススメしたい乱歩本。 密林のレビューにもありましたが、巷には乱歩先生の特集本が数多くあり、出尽くしてしまったように思えますが、この本は違いました。…
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ミステリマガジン 2015年9月号

7月28日で没後50年をむかえる江戸川乱歩。本誌では昨年の「幻想と怪奇」にひきつづき特集を行なう。作者が死してなお、映画、ドラマのみならず、舞台、歌舞伎、アニメにまでインスピレーションを与え続けている乱歩作品の魅力に迫る。 自分が初めて読んだ乱歩作品『人間豹』の特集があると知り、購入しました。 『人間豹』が歌舞伎…
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「すべては乱歩から始まった~日本ミステリーの父 没後50年」

撮りだめしたブラタモリを見ようとしたら、こんな素晴らしい再放送が。 確か、見た記憶はあるんですが、再放送に巡り合ったのはラッキーでした。 ありがとう!NHK! NHKアーカイブス「すべては乱歩から始まった~日本ミステリーの父 没後50年」 没後50年を迎えるミステリーの巨匠江戸川乱歩。 数々の本…
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村岡花子:「赤毛のアン」の翻訳家、女性にエールを送りつづけた評論家

NHK連続テレビ小説「花子とアン」の主人公・村岡花子の波瀾にみちた生涯と、女性のために献身した知られざる素顔に迫る。決定版! 朝ドラは全く見ておりません(主演がキライなので) しかし、今回の朝ドラがあるからこそ、村岡先生の文藝別冊が刊行されたと思いますので、それは感謝しております。 村岡先生の文藝別冊、『赤…
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鴎外親子が訳したグリム童話【文京区立森鴎外記念館】

行って来ました【文京区立森鴎外記念館】。 思ってたより大きく立派な建物で驚きました。 (驚き過ぎて写真撮ってくんの忘れた) 以前から“行こう。行こう。”とは思っていたんですよ。 しかし、なかなかねぇ…。 『鴎外親子が訳したグリム童話』、この展示企画が無ければ、鴎外記念館へ行くのを先延ばしにし続けていたかも? 自分…
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夢野久作 あらたなる夢 KAWADE夢ムック

幻想怪奇文学の巨匠・夢野久作の決定版特集。 単行本未収録のエッセイ、猟奇歌、書簡を発掘公開するほか、あらゆる角度からその魅力にせまる。 夢野作品、全て読み切ってないのに、ついカッとなって買ってしまいました…。 だが、後悔はしていない。 未発表・未収録作品が収まっているし、江戸川乱歩の講演と著名人の夢野作品にまつわ…
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真鍋博のプラネタリウム:星新一の挿絵たち

「名コンビ」と謳われた2人。 雑誌掲載時の作品を中心に「真鍋博の插絵」という視点で集めた唯一の作品集。 ショートショートの結末や核心に決して触れることなく、物語の魅力と世界観を最大限に伝えてくれる魔法の插絵の数々。 「おーいでてこーい」「ボッコちゃん」「マイ国家」他。 再発!ばんざーい! (しかし、ちくま文庫さんか…
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文庫化してほしいような、ほしくないような…

星新一の書籍未収録作、50編以上見つかる eadlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130720-00000325-yom-soci 未収録作品、読んでみたいような、みたくないような… 記事の中にあるように、作者本人が作品として世に出すものではないと判断された可能性もあるし、本にしないほうがイイのかもしれませ…
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多賀新 銅版画展 - 乱歩&魚シリーズ - Shin Taga Exhibition

先日、見て来ました。 多賀作品の実物を見るのが初めてだったので、感動感激でした。 魚シリーズも迫力のある作品でしたが、やはり春陽文庫の乱歩シリーズに目と心を奪われました。 春陽文庫表紙全30作品の展示でしたら、完璧だったのですが(全部はムリだったのか?)、本物が見られただけでも眼福。 実作品を見ると、春陽文庫の乱…
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森茉莉 総特集 天使の贅沢貧乏 増補新版  KAWADE夢ムック

書店で見て、ビックリしました。 “森茉莉生誕110年記念だから、新しい特集本を出したのねっ!” と、思ったのも、ほんっっっの一瞬(いや、一瞬もなかったかも?)で、 表紙の見慣れた見出しをザッと読んで、 “あ。焼き直しですか…” と、あっっっ!という間にテンションが下がったものの、 『【増補】森茉莉 新発見エッセイ』 …
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エドワード・ゴーリー生誕88周年

エドワード・ゴーリー生誕88周年 おめでとうございます。 今日のGoogleロゴはエドワード ゴーリー生誕88周年 ttp://www.mdn.co.jp/di/newstopics/28227/?rm=1 うろんな客河出書房新社エドワード ゴーリーユーザレビュー:Amazonアソシエイト by うろ…
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ドールハウスの夢〔V・C・アンドリュース〕

本書はオリヴィア・ウィンフィールド・フォックスワースの遺言書補遺である。 少女時代、私(オリヴィア)は精巧なドールハウスを父から買ってもらった。 その魔法のような世界には美しい人形たちがいて、家具もそろっていた。 これこそ家というもののあるべき姿だった。だが、中の家族に手を触れることはできなかった。 私の大きく無骨な手が触れれば…
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屋根裏部屋に還る〔V・C・アンドリュース〕

数奇な運命に翻弄された私(キャシー)も今や52歳。そしてクリスは54歳になっていた。 その年の夏、2人は修復されたフォックスワース・ホールへ戻ってきた。 母コリーンの遺言により館を相続することになるキャシーの次男バートの25歳の誕生日を祝うために。その折、母が残した遺言書も弁護士立会いのもとに読み上げられることになっていた。 かつ…
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弄月記〔赤江瀑〕

儚きかな芸の深みに溺れ、芸の無常に滅ぼされる…。 夢魔跳梁の物語世界。赤江瀑、求美の最新作品集。 人も住まない山里の奥に、舞台に立てなくなった役者達が行く、役者の姥捨山があるという。月夜の晩には、骨がまた肉体をとり戻し、大木の下で語り合う…。 芸道に憑かれた者の闇路を描く表題作ほか12編を収載。 珠玉の短編集…
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悪魔の手毬歌〔横溝正史〕

岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。 たまたまここを訪れた金田一耕助は、村に昔から伝わる手鞠唄の歌詞どおりに、死体が異様な構図をとらされた殺人事件に遭遇した。 現場に残された不思議な暗号はいったい何を表しているのか? 事件の真相を探るうちに、二十年前に迷宮入りになった事件が妖しく浮かび 上がってくるが……。 戦慄のメロデ…
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よちよち文藝部〔久世番子〕

文学初心者の番子さんを部長に、日本文学・文豪の故きをテキトーに温ね、新しきを知ったかぶるよちよち文藝部、略して「よち文」の活動をエッセイ漫画に。 太宰、漱石、中也、賢治、谷崎…といった超有名文豪とその作品の魅力や驚きのトリビアを、番子部長と担当部員が語り倒します! 「この文豪、結婚してたの!?」「主人公の名前がエロ老人!?」…
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神田古本まつり

11月3日に行ってきました! (古本まつり行くのが初めてでして) 辞典関係や大衆小説関係や文学もの、ニッチな分野の古本などなど、ただ、眺めて歩くだけでも楽しいですな。 お昼は「共栄堂」さんでビーフカレーを頂きました。 写真を撮るつもりが、お腹が減りまくってたんで、勢いで食べ尽くしてしまいました。 とっても美味でした…
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谷崎潤一郎 犯罪小説集〔谷崎潤一郎〕

仏陀の死せる夜、デイアナの死する時、ネプチューンの北に一片の鱗あり…。 偶然手にした不思議な暗号文を解読した園村。殺人事件が必ず起こると、彼は友人・高橋に断言する。そして、その現場に立ち会おうと誘うのだが…。 懐かしき大正の東京を舞台に、禍々しき精神の歪みを描き出した「白昼鬼語」など、日本における犯罪小説の原点となる、知る人ぞ知る秀…
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同性愛【書物の王国10】

同性愛は解決法のない難題であるか? コクトー「白書」、ルイス「薄明り」、ラシルド「アンティノウスの死」、江戸川乱歩「もくず塚」、川端康成「朝雲」など、同性愛をテーマにした作品を収録。 国書刊行会の「書物の王国」全20シリーズ。 ジュンク堂で見かけて以来、幾星霜。 “いつか、全巻揃えたい…”と思っていたらば、このシリ…
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小松左京―日本・未来・文学、そしてSF〔文藝別冊〕

日本を代表するSF作家にして、大阪万博他各界で八面六臂の活躍をした知の巨人・小松左京の全貌に迫る。 貴重な初公開資料・講演録から、追悼対談・座談会、小松左京論、詳細な資料まで。 小松氏の作品内容に相応しく膨大な内容の追悼本ですな。 完全に読みこなすのに時間がかかりそうですが、買ってよかったです。 ただ、小松氏の業…
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天野喜孝 乱歩幻影画集

個人的には乱歩作品の挿画は「江戸川乱歩×多賀 新」が鉄板、と思いこんでいるのですが、天野氏の作品群も妖艶で美しいですな。 (どちらのカバー絵も小説のネタバレをせずに、作品の魅力を伝えようとしているトコロは共通していますな。以前の角川文庫の表紙の絵も好みなんですが、表紙でネタバレぶちかましているトコが少し不満…) …
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Yonda?CLUB

先日、新潮文庫のYonda?CLUBから、ピンバッジが届きました♪ パンフの見本の写真より可愛い~と思います。 しかしー。 残念ながら、「NEW Yonda?CLUB」からは、このピンバッジはもう無いんですねぇ…。 しかもNEWなのに、あんまり魅力を感じないグッズばかり。 メインであろう100冊集めると貰え…
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家畜人ヤプーの世界―村上芳正原画展

行ってきましたよ。神楽坂まで。 タイトル通り、『家畜人ヤプー』に使われた挿絵を中心に展示されておりました。 去年の展覧会よりも展示数が多いし、『家畜人ヤプー』メインですから見てるだけでテンション上がります。 小説の順序に沿って、原画が展示されているので、自然と物語が頭に浮かんできます。 (でも、展示方法にもう少し工夫…
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チャンピオンたちの朝食〔カート, Jr. ヴォネガット〕

次々と傑作を発表しながら、ポルノ小説と誤解され、まったく芽のでないSF作家キルゴア・トラウト。 3度の結婚にも失敗し、話し相手はオウムだけ―不遇の生活を送る彼のもとに、ある日、アート・フェスティバルの招待状がまいこんだ。 開催地は中西部にあるミッドランド・シティ。その地でトラウトは、1人の人物と出会い、人生の一大転機をむかえることに…
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けものみち〔松本清張〕

割烹旅館で働く31歳の成沢民子は、脳軟化症で回復の見込みのない夫・寛次に縛られた暮しを若さの空費と考えていた。 彼女は赤坂のホテル支配人・小滝にそそのかされ夫を焼殺し、行方を絶つ。 直感で民子を疑った刑事・久恒はその行方を追ううち、民子への欲望をつのらせ、政財界の黒幕・鬼頭の女になっていることを突き止める。 人倫の道を踏み外したも…
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