健康で文化的な最低限度の生活〈6〉〔柏木ハルコ〕

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生活保護に関わるケースワーカーとして日夜、働く新卒公務員・義経えみる。
アルコール依存症の疑いがあると診断されたえみるの担当受給者・赤嶺さん。
急性膵炎で入院した彼に「禁酒して体を治そう」と提案するえみるだが、飲酒と荒んだ生活はおさまらない…
赤嶺さんを理解しようと「断酒会」を訪れたえみるは、アルコール依存症が病気だと分かり始めるが…その矢先、部屋で倒れる赤嶺さんを発見して!?
雑誌掲載時に大きな話題を呼んだ「アルコール依存症編」完結。



4巻以上に読み応えのある6巻でした。

5巻の最後がアレだったんで、どうなることかと思っていたら、何とか、何とか良い方向へ行けそうな手応えのある展開になっていましたね。

“アルコール依存症”という難しい問題を題材に漫画化するって、かなりのプレッシャーだろうと思いますが、説得力のある内容ですごく引き込まれましたし、他人事とは思えない怖さを感じながら読んでいました。



ただ、漫画としての絵柄が……。
描き込み過ぎて、少し見ずらくなってきたように感じました。
密林のレビューにもありましたが、コミックの絵なのに中途半端に写実的なんですよね。
大友克洋クラスの完成度と洗練はないので、ムリに写実的にしなくてもイイように思います。
とてもいい内容なのに、絵柄でひかれてしまうのは残念です。
漫画の場合、絵柄が受け付けないと手に取ってもらえないですから。

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