SNS-少女たちの10日間-〔2020〕

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ヒューマトラストシネマ渋谷さんが営業再開とのことで、はるばる渋谷まで行って来ました。
いつもはそんなに混むタイプの映画館ではないのですが(御免)、今日は映画に飢えた映画ファンがわんさと来ていました。


『SNS-少女たちの10日間-』は「SNS上に蔓延る子ども狙いのド変態のド畜生に「ワナ」を仕掛けてみた」なチェコ制作のリアリティーショー映画でした。
その「ワナ」は「実は大人の若手女優に12歳女子の演技をさせて、SNSの偽アカウントで「友達募集」をする」というもので、アカウント開始から数分で100人超えの「友達申請」が来たのには、制作陣も驚いていました。
年齢層は20〜60代と幅広く、「イイ年ブッこいて何やってんだ」なジジイもいました。
「10日間の撮影中に「12歳女子」にコンタクトを取ってきた成人のド変態は合計で2,458名」だったとか。
ホント最低。

映画を観ながら、ビックリしつつ呆れました。
「変態に国境は無いんだな」って。
「日本の男はロリコンばかり」とよく言われますが、「チェコにも、いや世界にもロリコンは山ほどいるんだなぁ」と思いました。
いや、「ロリコン」と言うより「支配欲と性欲を手取り早く満たしたいから、子どもを狙う卑劣漢」と言った方がイイかも。
ホント最低。

最初、『SNS-少女たちの10日間-』というタイトルを見た時に「サイコスリラー?それともサイコホラー?」と思いました。
「着信アリ」とか「スマホを落としただけなのに」的な映画なのかな?と(未鑑賞ですが)。
全く違ってました。
サイコスリラーが優しく思えるほど、予想以上にムナクソな映画でした(褒めてます)。

映画冒頭の女優のオーディションシーンでも衝撃的な事実が出てきました。
オーディションに参加した23名の女優陣のうち19名がネットで性的虐待、性的搾取を受けた経験があると言う事でした。
参加した女優の一人は言いにくい話を監督二人に隠さずに伝えていて、その様子は傷ましく見えましたが、率直でひたむきな姿勢に胸をうたれました。

この映画のフィルムは「素材」として、事件解決のためにチェコの警察に提出されたと最後の方でクレジットに出ておりました。
まだ調査中なのでしょうが、経過報告と結果が知りたいです。
ネット上に蔓延るド変態が一掃されますように。

色々な感情や考えが浮かんでくるタイプの映画でしたので、鑑賞後はドッと疲れました。
良くも悪くも見応えはありました。最後まで目が離せなかったし。
内容的に人に勧めにくい映画ですが(ボカシ有りとは言え、●●●がたくさん映るし、キモいシーンもあるし)、観て損はない映画だと思います。

そうそう。最後にもう一つ。
映画のフライヤーとかチラシに「2,458のオオカミ」って書いてあったけど、「狼」って気高い動物ですよ。
こんなド変態どもは「ド畜生」とか「ゲスども」でたくさんです。
「狼」に謝罪してほしいです。


この映画は日本版のポスターの方が可愛いですね。
映画内のシーンをそのまま使っていますが、この「可愛い小部屋」の中でエグいSNS世界が広がっていたのかと思うと、ますます怖くなってきます。

↓以下の画像はチェコ版と英語版のポスターです。
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